錦織圭選手のノートを勝手に想像してパクってみる

錦織圭選手がコートチェンジ時に読んでいるメモ帳の内容がとっても気になる。2008年USオープンでフェレール戦の前に彼の読んでいたそのノートについて、WOWOWのインタビューで聞かれていた。うろ覚えで申し訳ないが、たしか「基本的なことしか書いていませんよ、ボールをよく見るとか(笑)」というような感じで答えていたように思う。ふーん。プロでもそのような事を試合中に見て色々確認することがあるんだ、と思うわけである。

テニスは試合中にコーチなどとの会話が禁止されているので(団体戦は良いらしい)、状況に応じたダイナミックなアドバイスを受けることができない。つまり、野球やサッカー等と違い、「コーチの采配」が現場レベルで発動できないわけだ。なので、試合中は常に自分の考えで判断して、ゲームを作っていくことになる。だから、コートチェンジで一息つけるときに確認事項を書いたメモを読み、コーチのアドバイスとして置き換えているのかもしれない。

例えば試合中にいつも通りコーチに「ボレーの足!膝曲げて!」とかの指摘を受けることは無い。大体スクールのコーチが試合の現場にいてくれる事はほとんど無いだろうし。でも、その指摘があればきっと自分のミスに気づいてちょっと楽になると思う。私なら思う。

なら、自分メモ作っちゃおうか、試合も近いしw

コーチによく言われる事や自分で思いついたことを列挙して、簡単に確認できるようにしておけばいいのかなと思う。

ストロークの注意点

  • ボールを最後まで見る
  • とにかく力を抜く
  • 早く構える
  • 相手のボールよりまず相手の動きを見る
  • 球筋を読む
  • 足を早めに動かす
  • 膝を曲げる
  • ネットのだいぶ上に狙いを定める
  • 打点を前にする
  • できるだけクローズドスタンスで打てるようにする
  • 体の向きを打球に向ける
  • 打った打球の行方をボーッと見ない
  • フォアで体が開かないようにする
  • バックの時は頭を動かさないようにする
  • 降り抜くこと
  • グリップチェンジを正確に行うこと

ボレーの注意点

  • 打ったらすぐ構える
  • 面を早く作る
  • 攻めているときは下がらない
  • 振らない
  • 早めに軸足を決める
  • 当てるだけでもボールは返る
  • つなぐときは膝を深く曲げる
  • 手首で打たない
  • スプリットステップを忘れない
  • 切りすぎない
  • 決めるときは相手の前衛(できればバック)を狙う
  • グリップに注意すること

スマッシュの注意点

  • 力を抜いて落ち着いて打つこと
  • スマッシュは返されることが結構多い
  • ↑ので2バウンドを確認するまで気を抜かない
  • 叩きつけるより深い方が良い
  • でも深くなりすぎないようにする
  • 思いっきり打つ必要はないが、降り抜くこと

サーブの注意点

  • 打ち急がないで自分の間で打つこと
  • トスがダメなら打たないこと
  • 最後まで降り抜くこと
  • インパクトまでボールから目を話さないこと
  • 相手の立ち位置を確認すること
  • 緩急と角度にバリエーションをもたすこと
  • プロでもダブルフォルトするから凹まないこと

ダブルスの考え方

  • お互いの意思疎通を常にしておくこと
  • ミスしたら「ゴメン」ではなく「次取ります」
  • 時間を有効に使うこと
  • カバーを忘れない
  • 声掛けを忘れない
  • キレたら負け。だから相手をキレさせる
  • 自分にされたら嫌なことは相手も嫌なはず
  • ポイントを取れたらもう一度同じ事をやってみる
  • 相手のウイークポイントを早めに見つけてペアで確認する
  • 3球先を読みながら動く


うーん。長い。これだけ普段から言われていれば、上級になかなか上がれないのも納得ですなw

他にもたくさんあると思うので、良いアドバイスのある方は是非コメントに書き込んでください!

履歴
2008年9月21日:zopeさんのコメントより、グリップの注意点追加

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